みみです。こんばんは。だんだんと寒くなってきて冬らしくなってきましたね。

仕事に復帰してからしばらく経ってようやく書く気になれたので、少し長文ですが忘れないうちにその時の状況などをまとめてみようかと思います。

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休職するまで

もともと人と調整するよりも定常業務や何かを作る仕事好きだったこともあり、ずっと他の部署の意見を聞いてそれなりの解決案を出さなければいけないけれど何も権限がない調整仕事が自分的に負担になっていました。(それまでもずっと異動の希望をだしていましたが聞いてもらえないorすぐに素の仕事に戻されるという感じでした)

そんな状態を続けるうちに心に無理が生じたんでしょうね。仕事がうまく進められなくなり、こんな症状が出てくる状態になってしまいました。

  • 夜眠れない。寝てもすぐに起きてしまう
  • 仕事中も涙が止まらない
  • 何もやる気がしないがやらなければいけないことがたくさんありすぎる

今考えるとやばい人みたいですよね。

自分でもこの状況は死ぬかもしれないと思ったので「死ぬかもしれないんでもう仕事辞めたいんです(意訳)」と上司に相談したところ、心療内科の受診を進められました。

会社の近くにある診療内科を受信したところすぐに診断書を出してもらって会社を休職することになったのです。診断名は自律神経失調症を伴ううつ状態だったと思います。

 

休職中の過ごし方

まだ会社に在籍していたこともあり、傷病給付金をいただきながら休養を取ることにしました。

ずっと働いていたんで、休みを取ってからの時間の流れが違いすぎて戸惑ってしまいました。しかし、頭も体も正常でない状態だったので「布団で何もできず休めない」という状況が続きました。

ここで給付金があるのとないのでは精神状態が全く違うと今振り返ってみると強く感じます。まったく収入がゼロの状態だったら、「仕事を見つけなければ」と焦ってしまいもっと状態が悪くなったのではないかと思うからです。

定期的に病院に通うとともに、できること例えば簡単な掃除や家事から少しずつ取り組むことにしました。

少しずつ安定した状態になってはきたものの、いざ仕事に戻りたいかといわれると「NO」であり、それを考えると症状が悪化するという状況になってしまいました。

数か月に一度状況を把握するため会社の産業医と面談をするのですが、まだ復帰できる状況にないと判断され、休職期間満了後に長く務めた会社を退職することになりました。

 

会社を辞めてから社会復帰を目指すまで

会社を辞めてからもしばらくはすぐ仕事に就ける状態とはいいがたい状況だったため、通院しながら休養をとっていました。

ただ、退職したことで自分としてはかなり精神的な負担が減ったのか、だんだんと状況が良くなり、傷病給付金の受給期間が満了するころには薬がいらなくなるほど良くなりました。

そして「もう一度頑張って働こう」と失業給付を受けながら職を探す毎日を送っていました。そのころには空いている時間にはWebサイト構築など自分で学び始めたりもしていました。

それまで知らなかったのですが、ハローワークでは「職業訓練」を受けることができるんですね。パンフレットを見たところ簡単な事務だけでなくWebやスマホアプリの作り方など様々な訓練を受けられるんですね。ちょうど締め切りに近かったこともあり、今後に役立ちそうな訓練に申し込み、職業訓練を受けることができました。

職業訓練についてはここでは長くなりそうなので気が向いたら改めて記事にするかもしれません。

 

社会復帰するまで

最初は一日8時間5日のフルタイムで働くことについてちゃんとできるか不安だったので、派遣会社を通じてそういった職があるのかを探すことにしました。

派遣とはいっても割とフルフルではたらき残業もやる前提で募集していることが多いんですね。そんな拘束するなら社員でもいいんじゃないかと思いながらひたすら派遣の募集画面を検索していきます。

自分の住んでいるところの近場にある通常の人だと少し通勤に不便なところで、希望に合うところがいくつか見つかりました。

高時給バイトと考え、週に4日6時間ぐらいの緩い条件での簡単にできる仕事を開始したのです。最初は外資系だったので、マニュアルもあり派遣レベルの人にはとても丁重に扱ってくれ、とても良いところにつとめることができました。

しかしさすがに1年近く続ければ仕事も続けられると判断できましたので、より条件の良いところ・良いところと探しながら派遣を続けたところ、派遣が割とクソな状況であることに気づき派遣から脱却するに至ったのです。

派遣から脱却して転職活動したことについては気が向けばまた記事にするかもしれませんが、今となっては普通に働くことができる幸せで毎日感謝しながら働いています。

私は、30代後半で仕事をやめてしばらく経って40代で社会復帰することができました。もし、今がつらくて病んでいるようでしたら休職や退職するという手もあるかもしれませんよ。

もし仕事がつらいと思っている方がいるようでしたら一つの参考になるとうれしいです。